この頃お気に入りのユーチューバーが紹介していたので久しぶりに観た。初めて観てからアンディのお勤め期間よりも長い時間が経っている。今の私としては、どちらかというとレッドの心情の方が近いだろう。アンディの根性は確かなものであったとしても、かなり幸運に恵まれていたと思う。実際は「あんな態度」をとっていればとても無事ではいられない。もっと「大丈夫」な方に傾きたくなる気持ちは、自分の老いと健康への自信のなさから来るものだから仕方ないと言えばそうだが、当時の自分はどう思ったか? もう忘れてしまった。そして思い出しても共感できるか不安でもある。人との付き合いから離れたのはもうふた昔前になるか。新しい感性は身内の世間話かネットしかない今となっては、こんな生き方は羨ましいというより眩しくて正視できないのは、自分でもちょっと寂しい。

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