black pean

昔のドラマの続編(?)ができるそうなので、もう一度最初から観なおしてみた。持病のため当時ちょくちょく病院に通っていたが、主人公の凄さというよりその取り巻きのダメさ加減が妙に気になっていた。何度も手術を受けたがそのほとんどが全身麻酔だったため術中の会話は知らない。ドラマの中で何度も、もうダメだ、とか、助からない、とかバンバン出てくるけど、ほんと意識が無くてよかったよ。おなか開いたままで神さまとか仏さまとか言わないで。頼むよ。

実はつい最近、専用車両で夜中に病院に担ぎ込まれた。その時の当直の先生が心臓外科の人で、念のため心臓の検査しましょう、問題があったらそのまま手術しましょう、とかさらりと言われてしまった。カテーテルを手首から入れるらしい。手術室までスリッパをペタペタいわせながら歩いていって、手術台によっこらしょと登った。麻酔はするが意識は無くならないと。相変わらずステンレスの手術台は狭くてなんとも居心地が悪い。先生がスタッフの人たちに術式について高らかに宣言した。これはドラマと一緒だな。少しだけ切開する右手首にいかにも無造作にバシャと何かをかけていた。消毒液かな? あれよあれよと細い管みたいなのが体の中に入ってくる。もう少し首を捻ればモニタが見れるかな? さすがに怖くて見れなかった。

どうやら問題なかったみたいだ。実際は他の箇所に問題があって別の日に別の手術をすることになるんだけど、それは別のお話。

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