HODEJEGERNE

スマートでおしゃれなまま進むのも悪くないが、なりふり構わず文字通り泥臭く醜態と絶望を晒す者は時として恰好いい場合もある。傍目からは何気なくとも本人には微塵も許せなくまた隠し通さなければならないコンプレックスが魅力でもある。とても褒められたことでもないし実際に犯罪なのだが、フィクションの中ではいいスパイスになっている。コンパクトにまとめられた小噺のようだ。良作。

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